入院の保証人を頼むため、姉夫婦に入院の話をした。
やさしい姉は、電話の向こうで泣いていた。
離れて住む老齢の両親には内緒にしてくれと頼んだ。
2月17日(土)
眠れない夜を過ごし、姉夫婦と病室へ。
真っ白な顔の息子もまた眠れなかったよう。
「夜景がきれいだった・・・」
入院初日から、低残渣食が出ている。
不味くはないらしい。
点滴 ソリターT3号G
投薬 ペンタサ250 2錠×3回
息子は、点滴につながれたままテレビを見て過ごす。
母は、そんな息子の顔を見つめて過ごす。
入院二日目にして、部屋を移るように言われる。
今度の部屋では、小さい窓側でなおさら気が重い。
先住患者?は、5歳児、小6、中2の男の子3人。
入院にも慣れ、お母さんたちも仲良く、話し声が絶えない。
クローン病という病名の前で怖気づいてる私は、
カーテンをきっちり閉めて、拒絶のポーズ。
明るく話してる人の気が知れないって思ってた。
夕方、パパが来て、面会時間ぎりぎりまで3人でいた。
2月18日(日)
朝、病室に行くと
「カーテン閉めないで」という。
こそこそと「病室の人と話したよ」と教えてくれた。
もともと社交的な息子。
この日から、息子の楽しい入院生活が始まることになる。。。
特に同い年の小6のリョウくんとは話があうらしい。
5歳児のレイくんは、夜もお母さんが付き添ってる。
もう一人の中2のお兄ちゃんはカーテンを閉めてゲームしている。
3人とも腎臓疾患での入院。
C病院は腎臓系に強いらしく、小児科の患者の半数以上が腎臓疾患のよう。
リョウくんはまだ行動制限があって、ベッド上の安静が必要。
息子は点滴は繋がっているものの、行動はフリーなので
リョウくんのベッドサイドにべったりになる。
レイくんは、レゴの王子様。
大好きな働く車を作っては紐をつけて、病棟内を散歩してる。
息子につられるように、私もお母さんたちと話しするようになって行く。
この頃の私は、後悔ばっかりしていた。
遺伝子、食生活、受験、発症の原因は
すべて自分のせい だとしか思えなかった。
